物置き

visual_studio.vimを入れてみた

visual_studio.vimは、vim上から別プロセスで起動したVisualStudioを操作するプラグイン
VisualStudio2003,2005,2008に対応しているらしい。
インストールには、Python for Windows extensionsが必要。

インストールすると、GVimのメニューに「VisualStudio」という項目が追加される。
ここからいろいろな操作を行う。
もちろん、個々の機能に対するキーマッピングも定義されている。
ちょっと使ってみたところ、いくつかの機能が期待通りに動作しないのだけど、
コンパイル/ビルドをvim側から実行できるのはなかなか便利。

メニュー項目の説明

GetFile : VisualStudio側で表示しているファイルをバッファに読み込む
PutFile : 現在のバッファをVisualStudio側で表示する。
TaskList : タスクリストの項目をquickfixに表示する。動作未確認。
Output : アウトプットの内容をquickfixに表示。動作未確認。
FindResult1,FindResult2 : これは検索結果をquickfixに表示。なんか動作しなかった。
Build Solution : ソリューションのビルドを実行する。
実行するには、VisualStudio側で対象のソリューションが開かれた状態である必要がある。
Build Startup Project : アクティブなプロジェクトのみをビルド
Compile File : 現在vim上に表示しているファイルをVisualStudio側でコンパイル
ビルド結果は、もちろん、quickfixに出力される。

Solutions : これはVisualStudioを複数走らせている時に、どれと通信するかを選択するものらしい。自分の環境で実行したら、何かエラーメッセージが出力された。でも機能はしているようだ。
Projects : どのプロジェクトをアクティブ(スタートアップ)にするかを選択する。動作未確認。

キーマッピング

vg : GetFileを実行
vp : PutFileを実行
vt : タスクリストをquickfixにロード
vo : アウトプットの内容をquickfixにロード
vf : 検索結果の内容をquickfixにロード
v2 : 検索結果2の内容をquickfixにロード
vb : ソリューションのビルド
vu : プロジェクトのビルド
vc : 現在のバッファのコンパイル
vs : ソリューションインスタンスの選択