Yamyのプロジェクトサイトのリポジトリからgithubにソースをアップして、個人的な修正を入れた。
https://github.com/ampmmn/yamy/releases/tag/v0.031
変更点
- スクリーンロックから復帰したときに、内部のモディファイヤキー(Win/Ctrl/Shift/Alt)の状態をリセットするようにした。
変更の背景
Yamyというキーバインディング変更ソフトがある。 このツールのリリースは、2009年頃のv0.3を最後に止まっているが、ツール自体は今のWindows10環境でも普通に動作する。
このツールを10年以上使っているが、このツールの既知の問題として、
Win-Lキーでスクリーンロックをかけてから復帰した後、Winキーがモディファイヤキーとして押されっぱなしの状態になる、
というのがある。
この問題に対して、
スクリーンロックを解除した後、Winキーを手動で押下することにより、Yamyのモディファイヤキーの状態をリセットする、
という運用をいままで10年以上続けていたけど、これはだるいのでいっそ手を入れてしまおうということで修正したものを私家版として公開する次第。
この私家版を使うと、上記の現象が起こらなくなる(スクリーンロック復帰後にWinキーが押された状態にならない)ので、スクリーンロックからの復帰後もキーバインドが期待通りの動きになる。
メモ
この現象自体はreadme.txtの制限事項として記載されているし、下記issueで報告されていて既知のもの
この修正はスクリーンロック解除のタイミングでWin/Shift/Ctrl/AltキーのUpイベントを内部で投げる,というものなので、これによる弊害はあるかも
- スクリーンロックをまたがってこれらのモディファイヤーの状態が維持されていることが期待されるケース..?そんなのあるかしら